人生のリアル– category –
-
人生のリアル
初対面のドライブに女性から誘われて、どう感じたか。六人の話は嬉しさと警戒に割れた
会ったこともない相手から、駅まで迎えに行くね、と言われる。 言われた側の反応は、二つに割れる。ありがたいと思う人と、密室になるまでの時間を想像してしまう人。誘った側の女性は、たいてい後者を想定していない。 誘われた男性三人と、車を出した女... -
人生のリアル
執着を愛に変える方法、変えようとして変わったわけではなかった
返信が三時間来ないだけで、一日が使い物にならなくなる。相手の位置を確認したくなる。それを好きだからだと思っている間は、たぶん何も変わらない。 執着から抜けた人の話を聞くと、決意した瞬間に抜けた人は一人もいなかった。全員、順番が逆だった。生... -
人生のリアル
好き避けはマジ惚れなのか、避けていたのは相手ではなかったという話
急に目を合わせてくれなくなる。返事が二文字になる。飲み会では対角線の席を選ばれる。やられた側は、嫌われたと思う。それ以外の読み方を思いつかない。 けれど避けている当人の頭の中では、まったく別のことが起きている。取材した五人のうち四人が、好... -
人生のリアル
都合の良い関係の果てには、何も落ちていなかった。五人が語る、やめ時が来た日の話
夜中の一時に、今から会える、と来る。メイクはもう落としてある。明日は七時起きだ。それでも支度を始めてしまう。断ったら次はもう来ない、という予感だけで動いている。 こういう関係を続けた人たちは、限界の日を妙にはっきり覚えている。友達に言われ... -
人生のリアル
離れたところから見てくる女性。見られた男が、あの視線の後に何が起きたかを話した
近づいてはこない。話しかけてもこない。それなのに、離れた場所から確かに見ている。離れたところから見てくる女性の心理、視線に気づいてから会話が発生するまで、かなりの時間が空いたと言った。しかも、その空白を埋めたのは毎回、相手側だった。 聞き... -
人生のリアル
視界に入ってくる男性心理、目が勝手に相手を探し始めた時期
なぜかいつも目が合う。廊下を歩くと視線を感じる。視界に入ってくる男性心理、七人に話を聞いて出てきたのは、見ている側も理由を知らないまま目だけが動いていたという話だった。しかも本人が自覚するのは、他人に指摘された後だ。 聞き取りは何度かに分... -
人生のリアル
恋愛の産みの苦しみ六人が痛みの真っ最中に考えていたこと
始まる前がいちばん苦しかった、と全員が言う。付き合ってからではなく、その手前の数ヶ月。報われるまで耐えろという話をしたいのではない。六人に、痛みの中身を分解してもらった。全員が、苦しさの正体を後になって言い当てていた。 聞き取りは季節をま... -
人生のリアル
抱きたいと思う男性心理を、六人に本人の言葉で説明してもらった
好きだから抱きたいのだと信じたい側と、順番はそうとは限らないと知っている側がいる。抱きたい男性心理、たぶんスイッチの位置ではなく、その衝動が自分への感情とどれくらい連動しているかだ。六人に、その瞬間だけを切り出して話してもらった。答えは... -
人生のリアル
家出、どこ行く。実際に出た人が最初に選んだ場所と、二晩目に起きたこと
行き先が決まらないまま、友達の家、ネットカフェ、公園。候補は出てくるのに、どれもしっくりこない。当然だ。本当に探しているのは場所じゃない。実際に家を出た九人に会って、最初に着いた場所と、そこで何時間もったかを聞いた。 三月の神戸。海沿いの... -
人生のリアル
お姫様抱っこができない男だった僕が、失敗の夜に考えていた物理の話
膝が折れた瞬間の記憶が、やけに鮮明に残っている。 付き合って一年ほどの彼女が、夜のリビングで、やってみて、と言った。テレビでそういうシーンが流れた直後だった。彼女は身長が百六十センチ弱で、体重は本人いわく五十キロ台の後半。特別重いわけじゃ...